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明基のプロジェクター、中国で通年シェア首位が視野に【表】


ニュース 家電 作成日:2009年10月15日_記事番号:T00018584

明基のプロジェクター、中国で通年シェア首位が視野に【表】

 
 明基電通(BenQ)中国業務区の洪漢青総経理は14日、中国のプロジェクター市場で今年通年でシェア1位を獲得できるという見通しを明らかにした。通年出荷台数は前年比50%以上増で8万台以上となる見込みで、9万台を目標とする。15日付経済日報が伝えた。
 
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 第3四半期の出荷台数は2万6,000台で、テキサス・インスツルメンツ(TI)からのDLPチップの供給不足が起こらなければ、3万台を達成できていた可能性があるという。第4四半期は3万台が目標で、同期の市場シェアは15%へと上昇するとみている。また、今後3年以内にシェア20%を目指す。

 中国プロジェクター市場は今年、教育分野向けの出荷が好調で、市場全体が通年で前年比20%増の100万台規模に成長する見通しだ。

 同社は中国での液晶テレビ販売も好調だ。洪総経理によると、台湾ブランドが続々と撤退する中、量販店の大潤発(RTマート)と提携し販路を拡大。10月初旬の大型連休では華東のみで1,500台を売り上げた。中国市場全体では第3四半期までに6万~7万台を売り上げており、今年は前年比5倍増の10万台、来年は30万台を目標にしている。