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作成日：2009年10月15日_記事番号：T00018585
エルピーダ、レックスチップへの出資比率70％へ
エルピーダメモリは14日、力晶半導体（ＰＳＣ）と合弁で運営している瑞晶電子（レックスチップ・エレクトロニクス）への出資比率を52％から64％へ引き上げた。さらに年内にも71％に引き上げる考えだ。15日付工商時報が報じた。
外電の報道を基に工商時報が伝えたところによると、エルピーダは昨年、力晶に対しレックスチップ株19％を担保に100億円を超える貸し付けを行った。エルピーダは返済を求めない代わりに担保権を行使して、レックスチップ株を取得し、同社に対する支配力を強める計画だという。
これに対し力晶は、「今後出資比率に応じて、レックスチップ生産能力を分配することになる」と表明したが、レックスチップ董事会の構成に変動があるかどうかについては「まだ決まっていない」とコメントした。
