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作成日：2009年10月15日_記事番号：T00018587
エイサー、アンドロイド携帯「Liquid」発表
宏碁（エイサー）は14日ロンドンで、同社初のアンドロイドプラットフォーム搭載スマートフォン「Liquid」を発表した。アンドロイド携帯への参入は、宏達国際電子（ＨＴＣ）、サムスン電子に続き世界で３社目となる。15日付経済日報などが伝えた。
エイサーによると、「Liquid」はアンドロイド・スマートフォンとしては世界で初めて動作周波数１GHzのプロセッサとＷＶＧＡのディスプレイを採用した。グーグルが９月にリリースした「Android 1.6 SDK」にも対応している。ただ、エイサーは「Liquid」の発売時期を明確にしておらず、ＨＴＣとどちらが先に１GHz機を正式に市場に出すか注目される。
発表を行ったジャンフランコ・ランチ執行長（ＣＥＯ）は、パソコンは今後数年、他のデバイスとの連結性、および携帯性がますます重要になり、ＩＴ（情報技術）産業に大きな変化をもたらすと指摘。マルチタッチ対応機能を備えたウインドウズセブン（Windows７）が発売されることもあり、同社はマルチタッチパネルディスプレイを備えたＰＣに注力していく考えを示した。
