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中華電信の「光世代」投資、来年3〜5割拡大へ【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月15日_記事番号:T00018588

中華電信の「光世代」投資、来年3〜5割拡大へ【表】

 
 15日付工商時報によると、中華電信は、傘下のインターネットプロバイダ、HiNET(ハイネット)の光ファイバーインターネットサービス「光世代」に対する来年の投資額を、例年の100億台湾元から3~5割増の130億~150億元(約374億~415億円)への拡大を検討しているもようだ。同社は投資拡大により「光世代」のユーザー純増数を、今年の50万件から100万件へと倍増させたい考えだ。
 
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 台湾のインターネットプロバイダ市場でシェア86%を誇る中華電信が現在保有するユーザー数は約430万件で、そのうち「光世代」ユーザーは34%を占める。来年100万件の純増が実現すれば、ADSL(非対称デジタル加入者線)ユーザーを初めて上回ることになる。

 なお、同社は「光世代」ユーザー拡大に向け、来年に予定していた設備調達を早め、年末から入札などの手続きに入る。12月には、光ファイバーを使った高速デジタル通信方式SDHの次世代規格に対応した機器の調達(約4億元を予定)について競争入札を実施する。