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彰化県高速道路で玉突き事故、13台が巻き込まれ4人死亡


ニュース 社会 作成日:2009年10月16日_記事番号:T00018593

彰化県高速道路で玉突き事故、13台が巻き込まれ4人死亡

 
 中山高速道路北向き車線の彰化県員林付近で15日午前10時40分ごろ、13台の車両を巻き込む大規模な玉突き事故が発生し、4人が死亡、6人が負傷する惨事となった。事故は、時速約80キロメートル以上のスピードで走行していた統聯客運(Ubus)の高速バスが、渋滞で停止していた前方の車両に突っ込んだことにより引き起こされた。16日蘋果日報が報じた。
 
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事故を起こした統聯のバス車両。正面窓ガラスは完全に破損した(15日=中央社)
 
 事故を起こしたバスを運転していた蘇谷邦容疑者(53)は、「ブレーキを踏んだが掛からなかった」と話している。ただ、行政院消費者保護委員会(消保会)は、同バスは製造後1年しか経過しておらず、事故は人為的なミスが要因となった可能性があるとしている。警察も、現場にブレーキ跡が見られないことから、蘇容疑者は事故を起こした際、注意力が散漫な状態にあったのではないかとみている。

 事故を受けて交通部は同日、今後大型バスの運転手に対し運転4時間ごとに30分の休憩を取るよう義務付け、運転時間の超過や事故記録の多い業者には営業を禁止する方針を示した。また、交通部公路総局は、来年明けから大型バス運転手に再訓練を実施し、不合格者には免許を更新しない考えだ。