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新光三越、高鉄左営駅付設ビルを運営へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年10月16日_記事番号:T00018602

新光三越、高鉄左営駅付設ビルを運営へ

 
 新光三越百貨は15日、高雄市の台湾高速鉄路(高鉄)左営駅に付属するビルの商業スペース(4,500坪)の委託経営権を取得することで、交通部高速鉄路工程局(高鉄局)との間で契約を締結した。同社は隣接地にBOT(建設・運営・譲渡)方式で地上開発権を取得した新光三越百貨左営店(3万坪)も竣工させており、今回取得したビルの商業スペースを合わせると、高雄で最大規模の商業施設を運営することになる。百貨店、駅付属ビルとも来年4月にオープン予定だ。16日付工商時報が伝えた。
 
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契約書を交わす呉東興・新光三越董事長(右)と朱旭・高鉄工程局長(左)(15日=中央社)
 
 呉東興・新光三越董事長によると、左営駅、駅付属ビル、新光三越百貨ビルを連結させ、地上2階で高鉄、地下3階で台湾鉄路(台鉄)、高雄MRT(都市交通システム)の駅に直接入れるようにする。総投資額は百貨店ビルと駅付属施設合わせて40億台湾元(約112億円)となる見通し。

 現在、百貨店部分のテナント誘致達成率は5割以上で、娯楽や文化といった要素も盛り込んで経営していく方針で、オープン時には、中国四川省の恐竜化石展を開催する予定だ。