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新車発売ラッシュ、貨物税期限切れにらむ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年10月16日_記事番号:T00018606

新車発売ラッシュ、貨物税期限切れにらむ

 
 自動車・バイクの貨物税(物品税)減税措置が年末で期限切れを迎えるのを前に、自動車各社は今後約1カ月で20車種近い新車を発表して商機獲得に取り組む。16日付経済日報などが伝えた。

 裕隆日産汽車は15日、「Tiida」「Livina」のフルモデルチェンジ版を発表した。呉新発総経理は「貨物税減免の打ち切りが確定すれば、通年の販売台数は従来予測の25万台から、27万5,000台に拡大する可能性もある」と述べ、駆け込み需要の発生に期待感を示した。同社は需要に対応するため、11月から土曜日も生産に当たり、12月には日曜日も返上する予定。また日産自動車に対し、台湾向け部品の確保も要請する考えだ。

 トヨタ総代理の和泰汽車は、11月中旬に発売予定の国産ミニバン、新型「ウィッシュ」の販売価格を、予約増加を狙って前倒しで発表した。同社では、国瑞汽車が生産する5,000台を発売開始後1カ月半で完売できると見込んでいる。