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全土の親水公園、大部分が水質基準不合格


ニュース 社会 作成日:2007年8月2日_記事番号:T00001861

全土の親水公園、大部分が水質基準不合格

 
 2日付蘋果日報は、同紙が全土の公営・民営の親水公園7カ所を対象に水質の抜き取り調査を実施した結果、5カ所で大腸菌群が検出され、6カ所で基準値を超える雑菌が検出されたと報じた。

 同紙が水質検査を行ったのは、◆二重親水公園(台北県)◆北投温泉親水公園(台北市)◆台北市自来水園区◆冬山河親水公園(宜蘭県)◆蘇澳冷泉(宜蘭県)◆葫蘆トン公園親水遊戯区(台中県、トンは土へんに敦)◆紅葉温泉水上公園(台東県)──の7カ所。このうち、大腸菌群が検出されず、雑菌の値が基準値を下回ったのは、二重親水公園だけだった。

 特に雑菌が多かったのは蘇澳冷泉で、100ミリリットル当たりの細菌数を表す単位のCFU/100mlで90万と、雑菌数は基準値の1,800倍に上った。大腸菌群が最も多かったのは冬山河親水公園で、1,100CFU/100mlに上った。蘋果日報では、「体質の弱い人は胃腸炎になる恐れがある」などとして、これらの親水公園に遊びに行く人に注意を呼び掛けている。