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インベンテック、TPVとの一体型PC合弁を発表【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月16日_記事番号:T00018612

インベンテック、TPVとの一体型PC合弁を発表【表】

 
 ノートパソコン受託生産世界4位の英業達(インベンテック)は15日、液晶モニター受託生産世界最大手の冠捷科技(TPVテクノロジー)と合弁会社、英冠達(仮)を設立すると発表した。今年末か来年明けにも正式に営業を開始し、オールインワン(モニター一体型、AIO)パソコン市場で商機を狙う。16日付電子時報などが報じた。
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 新会社の資本金は6億4,000万台湾元(約18億円)で、出資比率はTPV51%、インベンテック49%の予定。インベンテックの徐信群副総経理は、「英冠達は研究開発(R&D)部門を台湾に設け、生産は中国福建省にあるTPVの拠点を利用する」との方針を示した。生産能力の規模は、経営陣が決まってから検討する。

 業界では、英冠達の受注先はインベンテックを最大のノートPC調達先とするヒューレット・パッカード(HP)が主となるとみている。

 オールインワンPC世界市場規模は、2009年が600万台、10年は700万台以上まで拡大するとされる。受託メーカーでは広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、緯創資通(ウィストロン)が既に参入、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)も今年末に新製品を出荷する見通しだ。