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台北市の駐車場代、高雄市の3.6倍


ニュース 社会 作成日:2009年10月19日_記事番号:T00018624

台北市の駐車場代、高雄市の3.6倍

 
 台北市で自家用乗用車を保有するドライバーが、1カ月に負担する維持費用は平均8,485台湾元(約2万4,000円)で、台湾全土平均の6,260元を大きく上回っていることが明らかになった。特に駐車場代は高雄市の3.6倍、その他地区の4.7倍に上った。交通部統計処が16日発表した「2008年自家用乗用車の使用状況に関する調査・分析」を引用して、17日付自由時報が伝えた。

 台北は駐車費用が高いだけでなく、駐車スペースの確保も困難で、毎日居住地付近で駐車スペースを探すのにかかる時間は16分と、高雄市の8.9分、その他地区の8.6分の2倍近くとなった。

 なお維持費用の内訳(全土平均)は、▽ガソリン代、45%(2,824元)▽修理保守費用、15%(964元)▽保険料、10%(603元)▽駐車費用、9%(562元)──が占めた。

 この調査はアンケート形式で、台湾全土の自家用乗用車553万台の所有者から抽出した2万5,000人に対して行われた。有効サンプル数は1万1,749台分。回答者の平均年齢は44歳、7割が男性で、平均所得は月間3万9,000元だった。