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馬総統が国民党主席に復帰、中国が11年にトップ会談計画か


ニュース 政治 作成日:2009年10月19日_記事番号:T00018627

馬総統が国民党主席に復帰、中国が11年にトップ会談計画か

 
 馬英九総統は17日開かれた国民党の第18回全国代表大会で、正式に党主席に復帰した。党主席への復帰は2007年2月以来2年8カ月ぶり。呉伯雄前主席は名誉主席となった。また、呉敦義、朱立倫の両氏は、行政院正副院長への就任により副主席を退任した。これにより副主席は、江丙坤、林豊正、詹春柏、蒋孝厳、曽永権、黄敏恵の6氏となった。
 
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呉前主席から党旗を受け取る馬総統。党務刷新と団結により年末の県市長選で勝利しようと呼び掛けた(18日=中央社)
 
 胡錦濤・中国共産党総書記は、馬総統の国民党主席復帰に祝電を送り、「92年の共通認識と台湾独立反対を共通の土台として交流を深めよう」と呼び掛けた。

 18日経済日報が香港紙明報の報道として報じたところによると、中国人民政治協商会議は2011年の辛亥革命100週年を機に、胡総書記と馬総統の会談実現による平和協定の締結などを計画しているという。

 胡主席は12年の共産党第18回全国代表大会の後、党主席を退任するため、これ以前に中台の政治対話を実現して業績としたい考えがあるもようだ。