ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

13年の営業税増税、呉行政院長が否定


ニュース その他分野 作成日:2009年10月19日_記事番号:T00018628

13年の営業税増税、呉行政院長が否定

 
 呉敦義行政院長は16日、政府部内で営業税率を2013年に現在の5%から6%へと引き上げる案が検討されていることについて、「任期内に安易に増税は行わない。景気が回復し、経済発展の兆しが見られない限り、増税は考えない」と述べ、慎重な姿勢を示した。17日付工商時報が伝えた。

 李述徳財政部長は先ごろ、営業税率を13年に引き上げる方針を示していた。これについて、呉行政院長は民進党立法委員の質問に答え、「それは財政部の計画にすぎず、行政院にはまだ報告がない。現時点で13年に営業税を引き上げる計画はない」と述べた。また、馬英九総統が12年に再選されて以降に営業税を増税するのではないかとの質問には、「そういう考えはない」と答えた。

 また、現在の財政状況に対する認識を問う国民党立法委員の質問に対し、呉行政院長は「健全性は欠くが、やや良好な水準に近付いていると思う」と答えた。