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来年の成長率、4.65%に上方修正=中経院【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年10月19日_記事番号:T00018631

来年の成長率、4.65%に上方修正=中経院【表】

  
 中華経済研究院(中経院)は16日、来年の域内総生産(GDP)の成長率予測値を7月時点の3.69%から約1%上方修正し、4.65%とした。これは行政院主計処が8月に発表した3.92%、宝華綜合経済研究院が9月に発表した4.10%を上回る。17日付経済日報が報じた。
 
T000186311

 
 中経院経済展望センターの王儷容主任は、来年はハイテク産業、新興産業、グリーンエネルギー産業が投資を拡大することで、民間投資成長率が8.16%と過去6年で最も高くなり、GDPの成長をけん引すると語った。また、中台間で両岸経済協力枠組協定(ECFA)が締結されれば、成長率は5%を超える可能性もあると指摘した。

 また、来年は成長回復によって、失業率が今年の5.88%から5.76%へと低下。民間消費成長率も今年のゼロ成長から1.91%まで回復し、消費者物価指数は0.78ポイント上昇すると予測している。

 この予測に対し花旗銀行(シティバンク)金融取引処の鄭貞茂副総裁は、「非常に楽観的だ。成長率4.5%は、ここ10年の平均成長率を超えている」と苦言を呈した。