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中台直航定期便、休止・減便が拡大【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年10月19日_記事番号:T00018635

中台直航定期便、休止・減便が拡大【表】

 
 8月31日に正式就航した中台間の直航定期便は、中国の国慶節連休を含む10月11日までの集計でも平均搭乗率が58.5%と低迷しており、台湾のみならず、これまで政策への協力で当初規模での運航を維持してきた中国の航空会社も、路線の休止、減便などの措置を講じ始めた。18日付自由時報が報じた。
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 中国の航空会社では、中国南方航空(チャイナ・サザン・エアラインズ)が3日からアモイ線を休止したのに続き、中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアラインズ)が25日から青島線を運休する。さらに中国民用航空局は11月から成都線などを減便する方針だ。台湾では、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)が11月から桃園国際空港~上海線を、台北松山空港発着に変更する計画だ。

 交通部民用航空局(民航局)の李龍文局長は搭乗率低迷の原因について、▽台湾の台風被害▽中国側が中国人観光客の高雄入りを制限しているとみられること▽中国国慶節連休前後は片道利用が多かったこと──を挙げた。また、今後中国政府が台湾観光を奨励する姿勢に転じれば、来年以降、搭乗率の改善が見込めるとの考えを示した。