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統一の上海セブン–イレブン、展開加速【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年10月19日_記事番号:T00018636

統一の上海セブン–イレブン、展開加速【表】

 
 統一超商(プレジデント・チェーンストア)は、統一超商(上海)による上海地区でのセブン–イレブン展開について、当初目標の年内10店舗から、13~15店舗への上方修正を検討しているもようだ。19日付工商時報が伝えた。

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 セブン–イレブンは今年4月末、上海への進出を果たし、4店舗を同時にオープンした。当初は年内10店舗、3年で165店舗、5年で300店舗、4年目の黒字転換を目標として掲げた。

 その後、他店との差別化戦略として打ち出した、店内で調理する弁当やおでんなどが人気となり、現在1日の1店舗当たり売上高は、同業他社の3倍となる1万2,000人民元(約16万円)に達しているとされる。このため同社では、出店ペースの加速を検討しているようだ。ただ、これについて統一超商は、「出店スピードの追及よりも、安定成長を目指す」との方針を示している。

 証券会社によると、統一集団の流通小売事業を担当する統一流通次集団は、台湾セブン–イレブンは売上高が下落しているものの、小売事業全体では通年で前年比2割以上の成長が見込めるとの予測だ。