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「一つの中国」から脱却、民進党が正常国家決議文


ニュース 政治 作成日:2007年8月2日_記事番号:T00001864

「一つの中国」から脱却、民進党が正常国家決議文


 民主進歩党(民進党)は1日、新憲法の制定と「一つの中国」政策からの脱却を求める「正常国家決議文」の草案を発表した。草案にはこれまでの「速やかに台湾新憲法を制定すべき」との字句に加え、「一つの中国に縛られた憲法の打破」という文言が盛り込まれた。同決議文は9月30日の全国代表大会(党大会)で採択される見通し。

 林佳龍秘書長は「党中央は憲法上の『一つの中国』を認めない。台湾は独立した主権国家だ」と述べた。今回の草案は、同党の総統候補、謝長廷氏が憲法上の「一つの中国」維持に含みを持たせる立場を示したことをけん制する意味合いもある。

 また、游錫コン主席(コンは方2つに土)は、「台湾は正常な国家にならなければならない。台湾をどの方向に導くか明言し、将来像を明らかにしてこそ、多くの人が民進党を支持する」と訴えた。