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鴻海集団、太陽電池関連設備の出荷開始か


ニュース その他製造 作成日:2009年10月19日_記事番号:T00018640

鴻海集団、太陽電池関連設備の出荷開始か

 
 19日付工商時報によると、鴻海集団傘下の半導体関連設備や発光ダイオード(LED)照明などを生産する、沛鑫能源科技(フォックスセミコン・インテグレーテッド・テクノロジー)が、既に太陽電池関連の設備製造を開始し、少量の出荷を始めているもようだ。

 同集団の郭台銘董事長は今年に入り、太陽電池事業に参入する可能性を何度も示唆しており、市場では技術的に関連性の高い沛鑫能源や液晶パネルの群創光電(イノルックス・ディスプレイ)を通じて参入するみられていた。さらに7月、「沛鑫半導体」が「沛鑫能源科技」に社名変更を行ったことから、沛鑫がグループ内で最も早く太陽エネルギー産業に参入するとの見方が強まっていた。

 工商時報によると、沛鑫との関係が良好で、既に太陽エネルギー産業に参入している米アプライド・マテリアルズや東元集団(TECO)、および中国の太陽電池川上市場などに関連設備を供給する形で既に業界に参入しているもようだ。