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ASUSのノート委託率、来年Q1に3割へ【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月19日_記事番号:T00018650

ASUSのノート委託率、来年Q1に3割へ【表】

 

 華碩電脳(ASUS)は、ノートパソコンの受託製造メーカーへの委託率について、今年末の時点で20%、来年第1四半期の段階で理想的とする30%に達すると予測している。19日付蘋果日報が報じた。
 
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 同社は今年第2四半期より、鴻海科技集団(フォックスコン)に入門機種「Kシリーズ」の生産委託を開始した。「Kシリーズ」は需要が高いものの、鴻海がハイシーズンの中で、新たに生産ラインを割けないため、ASUSのノートPC全体の委託率は現段階で製品全体の1割にとどまっている。当初は今年末の段階で委託率30%を計画しており、進度には遅れが出ている。

 鴻海は生産ラインに余裕のない状態になっているものの、ASUSは新たな委託先を検討する考えはないとしている。また、今後受託製造メーカーへの委託比率を引き上げるかどうかは、傘下の受託製造メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)の受注状況とASUSのノートPCの販売状況を見て決める考えだ。

 ASUSが今年鴻海に発注するノートPCは100万台以下とみられる。