ニュース 社会 作成日:2009年10月20日_記事番号:T00018657
中央気象局の20日午前10時30分発表によると、中度(強い~非常に強い)勢力の台風20号(アジア名・ルピート)は同日午前8時現在、フィリピンのマニラ東北東1,200キロメートルの海上を西に向かって進んでおり、台風17号(同・パーマァ)による豪雨で浸水や土砂崩れなどの被害を受けた宜蘭県に再度大量の雨をもたらすと予測されている。辛在勤気象局長は19日、「(宜蘭で)22日および23日にかけて1日の雨量が500ミリメートルを超えることは確実」との見方を示した。20日付自由時報などが報じた。
気象局によると、台風20号の中心気圧は現在940ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は毎秒45メートル。
今回の台風20号の経路は台風17号と似通っており、フィリピン北部のルソン島を通って南シナ海に抜ける見通しで、台湾には上陸しないと予想される。しかし17号と同様、北東からの季節風との相互作用により、台湾全土に大雨をもたらすとみられる。
あす(21日)より台風外郭の気流の影響により東部および北部で雨となり、22日からは南部でも降雨がありそうだ。特に22日は、東北部、東部、北部の山間部では大量の雨が降る可能性が高いという。
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