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鉄鋼・金属
作成日：2009年10月20日_記事番号：T00018669
豊興の鉄筋価格、300元引き下げ
鉄筋大手の豊興鋼鉄は19日、原料となるスクラップ鋼の国際価格下落に伴い、今週の鉄筋価格を１トン当たり300台湾元（約840円）の引き下げを決めた。値下げ後の価格は、同１万6,400元。実際の取引価格は１万5,900元となる。また形鋼価格も700元引き下げ、１トン当たり１万8,600元とした。20日付蘋果日報が伝えた。
台湾域内の鉄筋需要は先週の価格引き下げを受けても振るわず、２週連続での引き下げとなった。８月の１万7,800元から今週の１万6,400元まで下げ幅は約7.8％となったが、証券会社によると、スクラップ鋼の国際価格の下落幅と比べて大きな下げ幅ではなく、今後さらなる下落も見込まれる。
豊興はスクラップ鋼買い取り価格も１トン当たり200元引き下げ、同9,200元とした。
