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中龍鋼鉄、台中港に高合金生産ライン設置へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年10月20日_記事番号:T00018673

中龍鋼鉄、台中港に高合金生産ライン設置へ

 
 中国鋼鉄(CSC)傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)はこのほど台中港務局に対し、同港の埋め立て地、工業専業区(II)で同社初となる高合金鋼生産ライン(年産100万トン)を設置する計画を提出した。投資金額は417億5,000万台湾元(約1,170億円)。20日付工商時報が伝えた。
 
 中龍は、同港の工業専業区(I)で高炉2基(投資額約2,100億元)の建設を予定しており、それぞれ来年および2014年に操業開始を予定している。また、工業専業区(II)では、高合金ラインのほか、鋼板工場(投資額322億元)と埠頭(ふとう)2カ所の建設も計画しており、同区への投資額は計835億元に上る。同港工業専業区全体では3,000億元近くに達する。
 
 中龍は同専業区で高炉操業や鋼板および高合金鋼の生産から、製品と半製品の倉庫管理までを一貫して行い、効率を高める方針とみられる。