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紅茶専門店のローズハウス、来年日本市場進出へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年10月21日_記事番号:T00018697

紅茶専門店のローズハウス、来年日本市場進出へ

 
 英国紅茶専門店の古典玫瑰園(ローズハウス)は来年にも日本に進出し、喫茶店の出店および茶葉の販売を行う。同社は昨年、英国の紅茶ブランド「Drakes」を買収しており、同ブランド紅茶の販売事業をアジア市場で展開する計画だ。21日付工商時報が伝えた。

 同社は日本で、最初に東京と鳥取の2カ所で出店する。海外では現在、韓国ソウル2カ所、米ニューヨーク1カ所、中国12カ所に店舗展開しているが、今後は年3~5店舗のペースで海外出店を行う。台湾では10月中に淡水や新竹で新店舗をオープンさせ、年末までに32店舗とする予定だ。来年は内外合わせて現在の50店舗から60店舗まで拡大し、年間売上高10億台湾元(約28億円)を目指す。

 同店はバラを描く画家でもある黄騰輝董事長が20年前に台中市で創業した。店内にはバラの絵画やアンティーク食器のコレクションが展示されるほか、全店で英国皇室御用ブランド、エインズレイの食器が使用される。黄董事長は「サービスの質の維持・複製は難しく、それが20年で50店舗までしか増やせなかった理由だ」と語った。