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機械設備輸出、下半期は回復基調


ニュース 機械 作成日:2009年10月21日_記事番号:T00018701

機械設備輸出、下半期は回復基調

 
 機械業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)の王正青総幹事によると、今年第1~3四半期の機械設備輸出額は台湾元換算で2,591億元(約7,251億円)で、前年同月比32.7%の減少となった。しかし、8月にマイナス34.4%まで拡大した前年同月比減少幅は、9月にはマイナス27%へと縮小しており、機械産業の景気は既に底を打ったとの見方だ。21日付経済日報が報じた。

 TAMIでは台湾機械産業における今年通年の総生産額は前年比25%減となると予測している。しかし、世界経済の回復に伴い、来年第1四半期にも機械設備輸出額はプラス成長に転じると見込んでいる。

 また、今月5~10日にイタリア・ミラノで開かれた欧州国際工作機械見本市(EMO)でも、台湾から出展した企業の商談は好調だった。

 亜イ機電(イは山の下に威)および程泰機械科技(グッドウェー・マシン)の楊徳華董事長は、「今回の展示会に出展した8台すべてが売れ、後続の受注も合わせれば契約額は5,000万元を超える」と語った。遠東機械集団傘下の発得科技工業(FATEK)も、主に中国、インド、ブラジルの顧客から合計約600万米ドルの受注を獲得したという。