ニュース 電子 作成日:2009年10月21日_記事番号:T00018704
中華電信行動通信分公司の石木標副総経理は20日、今月末から来月にかけて提供開始予定の電子書籍コンテンツサービスについて、宏達国際電子(HTC)と提携して中国をはじめ世界市場を開拓していく方針を示した。石副総経理によると、同社は既に中国移動通信(チャイナ・モバイル)や中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)など中国3大キャリアと同分野での提携交渉を行っており、将来HTCの大画面スマートフォンが中国市場に進出する際に、電子ブックサービスを移植したい考えだ。21日付工商時報が伝えた。
中華電信によると、同社は既に電子書籍コンテンツのデータベースを整備し、電子ブックリーダーに対応したサービスを開始できる状態だという。
中国移動が先月発売した端末2機種に電子ブック閲覧機能を持たせたことから中華電信は、HTCの大画面スマートフォンは電子ブックリーダーとすることが可能なため、今後同機種を通じて同社のコンテンツサービスの中国進出を果たしたいとしている。
石副総経理によると、第3世代(3G)通信サービス分野では現在、台湾で投資を回収できているキャリアはなく、電子書籍を含む付加価値サービスの成長が黒字転換の鍵となると指摘した。
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