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PCBのハンスターボード、中国江蘇省の新工場に着工


ニュース 電子 作成日:2009年10月21日_記事番号:T00018706

PCBのハンスターボード、中国江蘇省の新工場に着工

 
 ノートパソコン向けプリント基板(PCB)世界最大手の瀚宇博徳(ハンスターボード)は20日、中国江蘇省南部の江陰市で新工場に着工した。同社は今後のノートPC需要を好感、PCB産業では2011年と13年に需要の高まりを迎えるとの専門機関予測に基づき、来年7月の量産開始を目指す。21日付経済日報が伝えた。

 江陰市の新工場は月産最大150万平方インチで、台湾のPCB業界では昨年の金融危機以来、最大規模の設備投資となる。同工場が操業を開始すれば、ハンスターボードの中台における生産能力は月産750万平方インチに達する見込みだ。

 同社は第3四半期、単月連結売上高が3カ月連続で今年最高を更新、9月は昨年をわずかに下回るレベルまで回復した。第4四半期の稼働率は98%まで向上し、通年の連結売上高は昨年の200億台湾元(約560億円)水準を維持できる見通しだ。

 同社のノートPC用PCBの世界シェアは昨年43%、今年は45%に達するとみられている。