ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ウインドウズ7発売の買い替え需要、証券各社の見解に差


ニュース 電子 作成日:2009年10月21日_記事番号:T00018708

ウインドウズ7発売の買い替え需要、証券各社の見解に差

 
 米マイクロソフト(MS)のパソコン向け基本ソフト(OS)「ウインドウズ(Windows7)」が発売されるのに伴い、企業のパソコン買い替え需要が触発されるとの見方について、証券各社で見解が分かれている。21日付中国時報が伝えた。

 香港HSBC系匯豊証券の王万里・台湾株研究部主任は、「デスクトップPCの買い替えは来年ピークを迎え、鴻海精密工業や仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が恩恵を受ける」と予測した。3年前に「ウインドウズビスタ」が発売された際にPCの買い替えを見送った企業では、PCの使用年数が既に3~5年たっており、ウインドウズ7発売をきっかけに買い替え需要が生じるとの見方だ。

 一方、UBS証券の程正樺・半導体産業アナリストは「ウインドウズ7の売り物はタッチパネルに対応していることだが、これは消費者に対するセールスポイントにはなっても、企業ユーザーにとって必ず必要なものではない」と指摘し、買い替え需要が高く見積もられ過ぎているとの見解を示した。