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中信金、財テクブームで手数料収入大幅増


ニュース 金融 作成日:2007年8月2日_記事番号:T00001872

中信金、財テクブームで手数料収入大幅増


 大手金融持ち株会社の中国信託金融控股(中信金控)は、資産運用の手数料収入が昨年同期比56.9%と大幅に増加したことや、兆豊金融控股の株式取得による利益で、上半期の税引き前利益が108億台湾元に達した。王正新スポークスマンによると、現在のペースから見て、今年の総資産利益率(ROA)は1%台に乗ることが期待でき、年間純利益は175億元を超える見込みだ。

 中信金の子会社8社のうち、中国信託商業銀行(CTB)の税引き前利益がグループ全体の77.5%を占める。銀行の利息収入が減り続ける中、中信銀は早くから資産運用業務に力を入れ、第2四半期のオフショアファンドの売れ行き好調により、上半期の手数料収入は63億7,000万元、年間では昨年の84億元を超えて100億元を突破しそうな勢いだ。

 中信銀は9月8日には花蓮中小企業銀行を正式に吸収合併し、31の支店に7~8人のコンサルタントを配置して資産運用業務に当たる予定。8月2日付工商時報が報じた。