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資産総額上位10グループ、台プラ以外は金融業が独占【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年10月22日_記事番号:T00018721

資産総額上位10グループ、台プラ以外は金融業が独占【表】

 
 台湾の100大企業グループのうち、2008年末の統計を基にした資産総額の上位10グループは、6位の台塑集団(台湾プラスチックスグループ)を除きすべて金融業が占めた。最も資産が多かったのは国泰人寿保険を中心とする霖園グループの3兆7,768億元(約10兆6,000億円)で、2位は台湾金融控股、3位は合作金庫銀行だった。ただ、100大グループ全体の資産は08年新設の台湾金控を除けばほぼゼロ成長となった。中華徴信所の調査結果を基に22日付経済日報が伝えた。
 
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 このほかの上位の主なグループは、▽4位、兆豊金融控股▽5位、台新金融控股▽7位、中国信託金融控股▽8位、富邦集団▽9位、新光集団▽10位、第一金融控股──となった。

 ハイテク産業で最高の鴻海科技集団(フォックスコン)は16位。各大手金融グループは資産総額では上位を独占したが、金融危機の影響で、売上高ではトップ10入りしたグループはゼロだった。

 張大為・中華徴信所総経理は、08年の資産総額ランキングについて、特に金融危機による大きな入れ替わりなどの影響はみられず、大手グループの財務的な基礎は安定していると分析した。