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中鋼、12月台湾向け価格を引き下げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年10月22日_記事番号:T00018731

中鋼、12月台湾向け価格を引き下げ

 
 中国鋼鉄(CSC)は21日、棒線を除く6大鉄鋼製品の、12月の台湾市場向けオファー価格の引き下げを決定した。下げ幅は平均4.45%。中国市場の価格下落を受けての措置だ。22日付工商時報が伝えた。

 下げ幅はそれぞれ、▽熱延、1トン当たり1,481台湾元(約4,160円)▽冷延、1,000元▽電磁鋼板、1,000元▽電気亜鉛めっきコイル、1,000元▽溶融亜鉛めっきコイル、956元▽鋼板、951元──。一部は10~11月分までさかのぼって適用する。

 鍾楽民副総経理は値下げについて、「台湾市場への低価格の輸入製品流入で、川下メーカーの利益が圧迫される事態が起きているため」と説明した。

 また、値下げは短期的な措置にすぎず、鉄鋼市場は原料価格の上昇と鉄鋼の需要増が見込まれる来年の第2四半期以降に再び活性化するとの見通しを示した。