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AUOと中華映管、AT&Tが談合で提訴


ニュース 電子 作成日:2009年10月22日_記事番号:T00018739

AUOと中華映管、AT&Tが談合で提訴

 
 米移動通信最大手AT&Tは20日、米国で販売された液晶表示装置(LCD)に1996年から2006年にかけ価格談合があったとして、シャープ、友達光電(AUO)、中華映管(CPT)、サムスン電子、LGディスプレイ(LGD)など日台韓の大手メーカーをサンフランシスコ連邦地裁に提訴した。ウォールストリート・ジャーナル(電子版)などが伝えた。

 AT&Tはメーカーから調達し、顧客に販売した携帯電話端末3億台の価格が談合によりつり上げられ、被害を受けたと主張している。

 被告のうち、LGD、シャープ、中華映管は昨年11月、米司法省に対し、フラットテレビ、携帯電話端末などに使われる価格談合の事実を認め、罰金5億8,500万米ドルを支払うことに同意した経緯がある。AUO、サムスン電子、奇美電子(CMO)は現在も司法省による調査対象となっている。

 AUOは21日、「訴状が届き次第、法律に従った手続きを踏む」と説明した。