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新泰伸科技、力覇事件余波で更生手続き


ニュース その他製造 作成日:2007年8月2日_記事番号:T00001874

新泰伸科技、力覇事件余波で更生手続き


 銅板大手の新泰伸科技(H&Sテクノロジー)は1日、財務危機が表面化したため、裁判所に会社更生手続きと資産保全を申請した。経営破たんした力覇グループの社債を大量保有していたため、銀行からの資金調達ができなかった上、銅相場の高騰で原材料コストがかさんだことで、先月31日に1,000万台湾元の不渡り手形を出したことが理由。2日付経済日報が伝えた。

 同社は、「緊急措置を講じなければ、損失が拡大すると判断した。事業を継続する価値は残されており、債権者と株主の利益と従業員の生活を守るため、更生手続きを申請した」と説明した。

 新泰伸科技は、第一伸銅科技、名佳利金属工業と並ぶ銅板大手として知られ、桃園県楊梅鎮に工場を保有している。