ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台風20号が接近、北・東北部に大雨注意報


ニュース 社会 作成日:2009年10月23日_記事番号:T00018747

台風20号が接近、北・東北部に大雨注意報

 
 中央気象局の23日午前10時30分発表によると、中型の台風20号(アジア名・ルピート)は同日午前8時現在、台湾最南端、鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)の東南450キロメートルの海上にあり、進路を北北西から北北東へと変えつつ、台湾に接近している。この影響で既に宜蘭や台北県の一部で大雨が降っており、きょう0~8時の累計雨量は180ミリメートルに達した。また気象局は午前10時、北部および東北部で局地的な大雨が降る恐れがあるとして「豪雨特報(注意報)」を発令し、特に山間地で土砂崩れや土石流に、低地では浸水に注意するよう呼び掛けた。
T000187471

予測が難しい動きを見せる台風20号だが、台湾の気象局は日米に先駆けて、進路の転換予報を発表した(23日=中央社)

 午前8時現在、台風20号の中心気圧は970ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は毎秒43メートル、移動速度は時速6キロ。

 これまで台風20号は、バシー海峡を西へ抜けると予想されていたが、一点、台湾の東の太平洋上を沖縄方向に向かう動きを見せている。今後の進路はこの一両日が鍵となるとみられる。

 今週末は新竹、苗栗から台北県市までの北部、および宜蘭、花蓮などでは雨が降りやすい天気となり、回復は来週月曜(26日)か火曜(27日)になる見通しだ。