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9月失業率6.04%、5カ月ぶり改善【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年10月23日_記事番号:T00018749

9月失業率6.04%、5カ月ぶり改善【図】

 
 行政院主計処が22日発表した9月の失業率は6.04%で、前月から0.09ポイント下落。5月から続いていた過去最悪の数値の更新に歯止めがかかった。ただ季節調整後の数値は6.09%と、前月の6.07%から0.02ポイント上昇し、18カ月連続の悪化となった。23日付工商時報などが伝えた。
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 9月の失業者数は66万1,000人と前月から1万1,000人減少。企業倒産・廃業などによる失業者は33万7,000人と過去7カ月で最も少なかったことが、失業率の悪化に歯止めがかかった主因とみられる。一方、就業者数は前月比で7,000人減少した。長期失業者は前月比3,000人増の10万8,000人、5カ月連続の増加で、2004年1月以来の最悪を記録した。

 主計処第四局の劉天賜副局長は、失業率のピークは既に過ぎ、今年末までには6%以下まで改善すると指摘。就業者数の減少については、毎年9月は大学・専科学校の新学期で、夏休みの短期アルバイトが減少するためと説明した。