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タロコの天祥晶華、「総統の保養施設」イメージで改装


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年10月23日_記事番号:T00018753

タロコの天祥晶華、「総統の保養施設」イメージで改装

 
 晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)は22日、花蓮県の景勝地、太魯閣峡谷(タロコ渓谷)にある天祥晶華度假酒店(グランド・フォルモサ・タロコ、)を改装し、12月に「太魯閣晶英酒店(シルク・プレース・タロコ)」としてリニューアルオープンすると発表した。23日付工商時報が伝えた。

 天祥晶華度假酒店は、蒋介石、蒋経国元総統の時代に国賓やVIPをもてなした保養施設「天祥招待所」が前身。そこで、同社はホテルの2階部分を「山中にある総統滞在施設」をイメージに改装を進め、内外に売り込む計画だ。投資額は約3億台湾元(約8億5,000万円)。改装に当たっては、当時の史料を集め、設計に生かした。

 同ホテルの担当者は「総統招待所の賓客というコンセプトが、マーケティングに役立つ」と期待を込めており、平均客室単価5,000元、年間客室稼働率60%以上を見込んでいる。

 同ホテルには晶華国際酒店集団が55%、上海商業儲蓄銀行傘下の台湾中国旅行社が45%を出資している。