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7月の自動車販売台数、大幅に増加


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年8月2日_記事番号:T00001876

7月の自動車販売台数、大幅に増加


 7月の新車販売台数は、単月としては今年2番目に高い3万2,969台に上った。3カ月連続の成長に販売業者は、「自動車不景気の底が過ぎ、下半期は市場が好転し、年間販売30万台の最低ラインはクリアできるだろう」と語る。

 台湾ホンダの7月販売台数は単月としては過去最高の3,055台で、昨年同月比成長率は82.7%に達した。これは、業界大手8社の中で唯一の成長だ。

 中華汽車工業は4,999台で、対前年同月比減少率を2.2%に抑えた。これは、鬼月と呼ばれ大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の直前の、販売が伸びる時期を狙って、「台湾生産車は利息ゼロ、外国車は最低2割引」といった必死の販売促進策が成果を上げたためともみられる。

 一方、7月の販売増加はディーラーの夏期商戦決算期を迎え、赤字覚悟の販売促進を行ったことが原因で、長続きするものではないとの見方もある。実際、多くのメーカーでは、今年は例年より夏休みが長く、従業員は休暇と減産を強いられているもようだ。
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