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WiMAXの全球一動、LTE対応の基地局を開発


ニュース 電子 作成日:2009年10月23日_記事番号:T00018760

WiMAXの全球一動、LTE対応の基地局を開発

 
 次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の事業免許を獲得した通信会社、全球一動(グローバル・モバイル)は22日、WiMAX、および同じく次世代規格であるLTEの双方に対応する基地局を開発し、26日から開催される「台湾寛頻通訊展(ブロードバンド台湾)」で公開することを明らかにした。中国独自のLTE規格、TD–LTEにも対応可能だという。23日付工商時報が伝えた。

 この基地局はノキア・シーメンス・ネットワークスと共同で展示する予定だ。WiMAX基地局のソフトウエアをアップグレードするだけでLTEおよびTD-LTEに対応できるという。将来的には中国の主流3G(第3世代)携帯電話規格のTD–SCDMAにも対応が可能としている。

 全球一動はWiMAX分野で、聯発科技(メディアテック)、華碩電脳(ASUS)、太陽電池の台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)との提携も進めている。「ブロードバンド台湾」で、メディアテックがモバイルネットワーク上のゲームなど高速サービスに応用できるブロードバンド通信向けチップを、ASUSはWiMAX分野で世界最小のモバイルネットワークカードを発表する予定だ。またモセルは基地局への太陽電池の応用を計画している。