ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

WiMAXの威邁思、タクシーでネットサービス提供へ


ニュース 電子 作成日:2009年10月23日_記事番号:T00018763

WiMAXの威邁思、タクシーでネットサービス提供へ

 
 次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の事業免許を持つ威邁思電信(VMAXテレコム)は22日、年末のWiMAXサービス開始と同時に、タクシーでの移動中に乗客がウェブサイトの閲覧やインターネットテレビの視聴、オンラインゲームのできる「移動インターネットカフェ」サービスを提供すると発表した。まず大台北地区(台北県市、基隆市)を中心に展開する予定だ。23日付工商時報が伝えた。

 威邁思の劉兆凱董事長によると、タクシーに搭載するWiMAX通信機能と全地球測位システム(GPS)モジュール内蔵の7インチのMID(モバイル・インターネット・デバイシズ)は、東元集団(TECO)傘下の東訊(テコム)が既に開発した。タクシー会社の大都会衛星車隊と提携し、同設備を搭載した車両をWiMAXサービス開始時に500台投入、来年2月中には1,000台、長期的には2万台まで拡大する予定だ。乗客は10台湾元(約28円)の接続費用を負担すれば、サービスを利用できる。

 東訊は車載用MIDのほか、携帯用MIDを開発し、WiMAXサービスの普及とともに個人向けにも機器を販売していく方針だ。