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ファウンドリー2強、中国顧客獲得に積極姿勢


ニュース 電子 作成日:2009年10月23日_記事番号:T00018767

ファウンドリー2強、中国顧客獲得に積極姿勢

 
 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が22日、中国江蘇省蘇州市で開催中の第7回中国国際集積回路博覧会&サミット(IC China 2009)で、6月に合併を決定した同市のファウンドリー、和艦科技と合同で展示を行い、中国市場での顧客獲得に積極姿勢を見せている。また中国半導体業者の間では、同業最大手の台湾積体電路製造(TSMC)も中国家電最大手、海爾集団(ハイアール)や通信機器大手、華為技術などから受注を獲得したとの観測が出ている。23日付電子時報が報じた。

 UMCはIC China 2009において、12インチウエハー工場の最先端製造プロセスや和艦科技の成熟した主流プロセスをアピールし、中国顧客の関心を引いている。

 TSMCは、既にハイアール傘下のIC設計企業からデジタルセットトップボックス(STB)用ICを受注したほか、華為や中興通訊(ZTE)と提携し、積極的にネットワーク機器用IC市場を開拓しているもようだ。