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AUOの電子ブックパネル出荷、来年200万枚も


ニュース 電子 作成日:2009年10月23日_記事番号:T00018770

AUOの電子ブックパネル出荷、来年200万枚も

 
 友達光電(AUO)は、世界の電子ブックリーダー出荷規模は来年600万~700万枚に拡大すると予測し、そのうち同社の電子ペーパーが100万~200万枚を占めることを目標とする。これにより、同社売上高全体に占める電子ペーパーの比重はゼロから2けたまで成長するとみている。陳来助同社総経理は22日、「電子ペーパーは台湾が誇る技術で、電子ブックリーダーは応用製品の一つにすぎない。今後は電子タグや電子広告看板など無限の商機が期待できる」と話した。23日付電子時報が報じた。

 一方、10月1日に正式設立を果たしたAUOの太陽電池事業部について陳総経理は、「技術および受注両面で過去半年間に大きな進展が見られた」と語った。今年の出荷量は、太陽電池用シリコンを主として15~20メガワットピーク(MWp)に過ぎないが、来年には「カラー太陽電池モジュール」など薄膜技術を使用した太陽電池も手掛け、出荷量が100MWp以上に達する見通しだ。