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太陽電池のモーテック、来年は生産能力を3割以上拡大


ニュース その他製造 作成日:2009年10月26日_記事番号:T00018789

太陽電池のモーテック、来年は生産能力を3割以上拡大

 
 太陽電池最大手、茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)の左元淮董事長によると、同社は市場の景気回復を受けて既にフル稼働となっており、さらに第4四半期および来年の受注状況も良好なことから、来年は生産能力を800メガワット(MW)へと3割以上拡大することを決めた。2011年にはさらに1ギガワット(GW)まで生産能力を引き上げる計画で、既に拡張のための用地も購入している。26日付経済日報が伝えた。

 左董事長は、「来年分の受注が既に現在の生産能力を超えており、来年は通年で黒字が達成できる」との見通しを示した。また、太陽電池市場の需要は08年の金融危機前の水準に回復するとの予測だ。

 一方、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)も生産能力拡張のため、4億台湾元(約11億円)をかけて南部科学工業園区(南科)に用地を購入した。来年は生産ラインを2本新設し、生産能力を来年末までに440MWへと約37%引き上げる。