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AUOのTVパネル、ソニー調達が大幅縮小へ


ニュース 電子 作成日:2009年10月26日_記事番号:T00018799

AUOのTVパネル、ソニー調達が大幅縮小へ

 
 26日付電子時報によると、友達光電(AUO)は今年、ソニーの液晶テレビ用パネルの30~40%を受注しているが、来年には比率が5%以下まで大幅に縮小するとの市場観測が出ている。受注製品は主に低価格機種や小型機種向け出荷となる見通しだ。ソニーとシャープ合弁による、堺市の第10世代パネル工場が10月1日に稼働したことで、来年以降パネル調達先の切り替えが進むとみられるためで、AUOはソニーからの受注が減る分、新たな顧客を確保する必要に迫られそうだ。

 ソニーの液晶テレビ出荷台数は今年は1,300万~1,400万台で、来年は1,800万台以上に成長する見通しだ。業界関係者は、ソニーは来年、サムスン電子との合弁パネルメーカーで、第7、第8世代工場が稼働中のS-LCDから、これまで通りパネル全体の50~60%調達する一方、シャープからの調達を30~40%に拡大すると予想している。