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ウインドウズ7の初年度普及率、ビジネスユーザーで25%も【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月26日_記事番号:T00018800

ウインドウズ7の初年度普及率、ビジネスユーザーで25%も【表】

 
 台湾マイクロソフト(MS)の蔡恩全総経理は23日、最新基本ソフト(OS)、ウインドウズセブン(Windows7)の初年度普及率について、台湾のパソコン市場の3割を占めるビジネスユーザー(企業、教育機関、政府機関)では25%を超えるとの見通しを示した。24日付工商時報が伝えた。
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23日の発売記者会見には、ハイテク業界の重要人物が多く招かれ、誰もが「ウインドウズ7は台湾ハイテク業界に新たなチャンスをもたらす」との見通しを口にした(23日=中央社)

 ただ、これまでのOSの発売初年度の普及率は、XPで1割、ビスタで7~10%程度で、セブンについても資訊工業策進会市場情報中心(MIC)の企業を対象にした調査によると、来年の導入を予定しているのは7%、今後2~3年内でも15%にとどまっている。

 これについて蔡総経理は、「セブン導入にハードウエアのアップグレードはほぼ必要なく、使用中のソフトウエアも8割が最新OS上で動作する」と、ハードルの低さを強調した。

 また、「ビスタのビジネスユーザーへの普及率は現時点でも2割で、残りは来年で発売9年目を迎えるXPを使用している」と指摘し、一般に3~5年でパソコン交換を行う企業で、XP搭載の古い機種が相当数存在しており、買い替え需要の起爆剤になるとの見方を示した。
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