ニュース 家電 作成日:2009年10月27日_記事番号:T00018819
27日付経済日報によると、EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手の鴻海精密工業は来年、中国市場でソニーの液晶テレビ200万台、ゲーム機400万台の製造、販売を見込んでいる。一方ソニーはブランド管理とマーケティングを担う。同紙は、中国における提携モデルが成功すれば、両社はほかの市場にも応用する可能性があるとしている。
証券会社のアナリストによると、ソニーは鴻海への生産委託で製造コストを引き下げられるほか、鴻海傘下の中国3C(コンピューター、通信、家電)販路に直接出荷できるため、在庫管理が不要となって物流コストを抑えられるメリットがある。鴻海は今後2~3年で100億台湾元(約283億円)以上を投じ、中国3C販路を拡大する構えだ。
業界関係者によると、ソニーは今年、液晶テレビの世界出荷台数が1,400万台と、サムスン電子、LGエレクトロニクスの2,000万台超に水をあけられる見通しとなっている。
中国の今年の液晶テレビ市場規模は2,300万~2,500万台、来年は3,200万~3,500万台、2011年には世界最大の市場になるとみられている。
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