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ASUSと交通大など、スーパーコンピューターを開発


ニュース 電子 作成日:2009年10月27日_記事番号:T00018825

ASUSと交通大など、スーパーコンピューターを開発

 
 華碩電脳(ASUS)は26日、交通大学および米エヌビディアと共同で開発した、世界で最速、最小、最小消費電力をうたうスーパーコンピューターを発表した。ASUSの開発した「ESC1000」は、処理能力が1.1テラフロップスと、一般のコンピューターセンターの32倍の速度で、既に日本や台湾の大学から引き合いが来ているという。ASUSの曽鏘声副董事長は、「スーパーコンピューターは今後、個人向けの需要も出て来る」と将来性を好感している。27日付工商時報が伝えた。

 「ESC1000」導入を計画する交通大学は、クラウドコンピューティングや応用通信サービス、電磁波分析、3Dアニメ・ゲームなど広範な分野における応用を進めたい考えだ。

 クラウドコンピューティングに関して曽副董事長は「近い将来必ず発展する」と語り、同社も既にサーバー部門に専門チームを立ち上げ、商機獲得を目指すと明らかにした。その上で、クラウドコンピューティングで最先端を進むグーグルにサーバーを供給してきた経験を生かし、同分野進出への足掛かりとする考えも示した。