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鴻海傘下の先進光電、LEDチップに参入


ニュース 電子 作成日:2009年10月27日_記事番号:T00018827

鴻海傘下の先進光電、LEDチップに参入

 
 27日付電子時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の光学レンズメーカー、先進光電科技(アビリティ・オプトエレクトロニクス・テクノロジー)は近く、新竹科学工業園区(竹科)竹南園区(苗栗県竹南鎮)に進出する。投資額は17億台湾元(約48億円)。業界関係者によると、これは同社が既に発光ダイオード(LED)チップ生産に参入していることを意味するという。

 観測によると、2007年7月に鴻海グループ入りした先進光電は、既にLEDチップ製造に不可欠な有機金属気相成長法(MOCVD)装置を2台導入している。同グループの液晶パネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)のLEDバックライトモジュール向けの需要拡大に伴い、竹南園区の群創の隣接地に進出して提携関係を深めていくもようだ。

 先進光電は既にLED用エピタキシャルウエハーとLEDチップの生産から、LEDパッケージング(封止)までの能力を持ち、今後はさらに垂直統合を進める方針とみられる。