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10月の消費者信頼感指数、過去17カ月で最高【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年10月28日_記事番号:T00018842

10月の消費者信頼感指数、過去17カ月で最高【図】

 
 中央大学台湾経済発展研究センター(台経中心)が27日発表した10月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比4.11ポイント上昇の60.56ポイントとなり、過去17カ月で最高を記録した。CCIを構成する6項目すべての数値が上昇し、「今後半年間の台湾の景気」は、前月から9.5ポイント上昇の53.55ポイントと上昇幅が最大となった。同指数が50ポイントを超えたのは17カ月ぶり。28日付工商時報などが伝えた。
 
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 このほか、上昇幅の大きい順に、▽就業機会、38.9ポイント(前月比6.3ポイント上昇)▽家庭の経済状況、56.95ポイント(4.6ポイント上昇)▽耐久性消費材(不動産、自動車など)購入のチャンス、84.5ポイント(前月比1.85ポイント上昇)▽株式投資のチャンス、85.2ポイント(1.8ポイント上昇)▽物価水準、44.25ポイント(0.6ポイント上昇)──となった。

 調査結果について台経中心の徐之強主任は、「消費者は景気が底打ちから回復してきていると考えているが回復力は強いとは言えない。域内総生産(GDP)は依然として昨年の水準を下回っている」と指摘した。なお、6項目の指数は依然、100ポイントを下回る「悲観傾向」の範囲内にある。