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鯉魚潭のホテル贈収賄事件、万泰銀董事長ら起訴


ニュース 社会 作成日:2007年8月3日_記事番号:T00001885

鯉魚潭のホテル贈収賄事件、万泰銀董事長ら起訴

 
 花蓮県の鯉魚潭風景管理区で建設が計画されていた観光ホテル「緑湖国際大飯店」をめぐり、開発業者の双聯建設が花蓮県政府に計画認可を求めわいろを贈ったとされる事件で、花蓮地検は2日、返済能力がないのを知りながら双聯建設に融資を行った万泰銀行の許勝発董事長、双聯建設の王桂霜董事長ら14人を背任と会計法違反などの罪で起訴した。3日付経済日報が伝えた。

 検察の調べによると、許被告と王被告は1999年にホテル開発を共同で推進。許被告は開発計画が明らかに却下されるのを知りながら、資金繰りに困った王被告に対し5,000万台湾元(約1億8,100万円)の融資をあっせんしていた。王被告に返済能力がないのを認識していたとみられ、許被告は背任罪に問われている。

 また、王被告はホテル用地として国有地を6,100万台湾元で取得したが、支払い能力がなかったため、許被告は系列会社の太子汽車に肩代わりさせていた。

 国有財産局の職員らは国有地を王被告に売却した際、評価額を下回る金額で売却に応じたとして起訴された。