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頂新集団の中国ファミマ、杭州に進出か【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年10月28日_記事番号:T00018850

頂新集団の中国ファミマ、杭州に進出か【図】

 
 頂新集団は、中国で日台合弁で取り組むコンビニエンスストア「ファミリーマート」の展開事業で、浙江省杭州市への進出に向け、9月から出店予定地の検討を進めているもようだ。28日付工商時報が浙江省の地元紙「今日早報」の報道を引用し伝えた。
 
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 中国のファミリーマートは現在、上海(223店)を中心に、蘇州(18店)と広州(28店)で店舗を展開しており、年末までに計360店に拡大する予定だ。

 杭州のコンビニ業界は、地元の食品大手、祐康食品集団傘下の「宜康便利」が38店舗を展開しており、年末までに100店舗に拡大する計画を立てている。ただ、祐康食品集団傘下、祐康電子商務公司の鄭淩総経理は、杭州のコンビニは小規模なスーパーマーケットといった水準で、今後は商品を売るだけでなく、多様なサービスを取り扱う大手コンビニブランドの進出が待たれる状態だと指摘した。

 中国でファミリーマートを展開する上海福満家便利有限公司には、頂新集団が50.5%を出資。このほか、台湾ファミリーマート(全家便利商店)が26.1%、日本のファミリーマートと伊藤忠商事が23.4%を出資している。