ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中鴻の11月価格、台湾向け熱延・冷延を値下げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年10月28日_記事番号:T00018852

中鴻の11月価格、台湾向け熱延・冷延を値下げ

 
 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は27日、11月の熱延、冷延コイルの台湾向け価格をそれぞれ1トン当たり1,500台湾元(約2,800円)、1,000元引き下げることを決めた。中国の鉄鋼製品が8月以降値下がりしていることが主因だ。28日付工商時報などが報じた。

 11月の値下げで、熱延価格は1トン1万7,700~1万7,800元まで下がり、冷延価格は同2万1,750元となる。熱延の実勢価格は同1万7,300~1万7,500元前後と、台湾市場の相場と同水準になる見通しだ。

 中鴻の陳沢浩董事長は同日、「中国の鋼材価格は既に限界近くまで下がっており、これ以上の大幅下落はない」との見方を示し、今後の市場動向は比較的楽観できると語った。