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中華電信、亜太電信に出資を検討【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月28日_記事番号:T00018858

中華電信、亜太電信に出資を検討【表】

 
 中華電信が亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)へ100億台湾元(約282億円)規模の出資を行い、筆頭株主になることを検討しているとの観測が出ている。中華電信の筆頭株主は交通部で、毛治国部長は、「中華電信は確かに出資を検討している」と認めた。28日付工商時報が伝えた。
 
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 中華電信はこの件について、現時点でコメントを出していない。ただ、経営危機に陥った亜太電信を暫定管理している東元集団(TECO)が経営から撤退することを受け、交通部は中華電信による経営引継ぎが最善策と考えているもようだ。

 今月中旬に行われた台湾金融資産服務(TFASC、台湾金服)による亜太電信7,150万株の競売の際も、中華電信が入札するとの観測が流れたが、結局、市場に過度な憶測を引き起こすとして中止している。

 毛交通部長は、「中華電信の検討結果についてまだ報告を受けておらず、29日の同社董事会での議題に上がるかどうかも知らない」と語った。